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アルトサックス Selmer Reference

セルマー リファレンスアルトサックス
アメリカンセルマー社の「MK VI」を現代の世の中に復活させたセルマーパリ社。
「リファレンス」という名の通り、「MK VI」の特徴を怖いほどに受け継いでいる。
怖いほどというのは・・分かりやすく言うと「なんの進歩もしていない」ということでもあるけど。
ぱっと見ですぐに気づくのが、本体の色だ。
「アンティークゴールド」という色なのだが、現行のSAXに比べるとややダークな色合い。
好みが分かれるところだが、個人的にこの色大好き♪
ちなみに音もめちゃくちゃダークだ。
少しダークな色合いのアンティークゴールド
H.SERMER PARIS 至る所に「H.SERMER PARIS」マークが。
なんか嫌みなんじゃないかと思うほどにあちこちにあって、ブランド好き人間のように見られる気がして、個人的にあまり好きではない。
だからといってわざわざ削り取るほどのものでもない。
気にしたら負けということで。
ケースのH.SERMER PARISロゴ
リファレンスの特徴は、とにかくキー周りがコンパクトに仕上げられていること。
右手小指のキーもなんか小さい。
ローラーも真ん中の膨らんだ「樽型」なので操作感は抜群だ。
これに慣れきってしまうと、SIIIとかヤナギサワモデルを持つとちょっと違和感。
5分で慣れるけど(笑)
右手小指の樽型キー
左手側のキー 左手側のキーもやはりコンパクトに仕上がっている。
手の小さい人には助かるかも。
私は指が長い方なので、やや余り気味になってしまうが、それでも持ちやすいことこの上なし。

ちなみにHigh Gキーも無ければNew C#システムも無いし、サムの魔法使い君もいません。
サムの魔法使い、たしかセルマー用が出てたし付けようかな。
ついでに魔法のリガちゃんも欲しいなぁ。
(ヤナギサワの商品名ってセンスいいけど、SAX知らない人からヤバイ人だと思われる気がする)
当然ながら、シングルアーム。
安定性よりも音質重視っていう感じで二重丸。
ただ強度的にはダブルアームより劣る。
もちろんメタルブースターなどというハイテクなものも付いておらず、ブースターはプラスチック製。
ダークさの理由はここにあるのかも。
シングルアームのサックス
アメリカンセルマー彫刻 彫刻はもちろんMK VIを彷彿とさせるアメセル彫刻だ。
職人さんの手彫りらしい。
キレイです。

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